初代「ホンダ・アフリカツイン(RD03型)」

CRF1000L でその名が復活しましたが、昔からのラリーレイド・ファンにとって "アフリカツイン" と言えば、やはり Vツインでしょう。という訳で今回 ご紹介するのは、初代「ホンダ・アフリカツイン(RD03型)」です。

'86、'87、'88年とダカールラリーを 3連覇したワークスマシン NXR750 をイメージして '88年に登場(国内では限定発売 500台)したこのモデルは、位相クランクを採用した 水冷4ストローク 52度V型2気筒 SOHC 3バルブ 647cc 52馬力のエンジンを鋼管角断面パイプを用いたセミダブルクレードルフレームに搭載していました。

その足回りも豪華で、インナーチューブ径 43mm のセミエア調整式フロントフォーク及び、リアには圧側減衰力調整機構付きのプロリンクサスにアルミスイングアームを組み合わせ、F:220mm/R:210mm のホイールトラベルを持ち、ゴールドアルマイト仕上げのアルミリムのスポークホイールに F:90/90ー21、R:130/90ー17 サイズのタイヤを履いていました。

また装備も本格的で、24ℓ と大容量の燃料タンクと一体式の大型ハーフカウルに 35W/35W の 2灯式ヘッドライト、ナックルガード及び一体成型のアルミスキッドプレートに、296mm 径のフロントディスク、フォークボトムケースとディスクガードを一体化したカバーを採用していました。

こういったオフロードも走れる大型モデルは、今では "アドベンチャーツアラー" として人気を博していますが、当時としてはまだ珍しい存在で、このアフリカツインはその先駆けと言って良いと思います。(^_^)/

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